やまもとくんエナジー

太陽の力で家事ラク?エコキュートと太陽光を連携させる賢い節約術

太陽の力で家事ラク?エコキュートと太陽光を連携させる賢い節約術

太陽の力で家事ラク?エコキュートと太陽光を連携させる賢い節約術
監修者:野口尚稔
監修者 野口尚稔
「株式会社やまもとくんエナジー」マーケティング担当
屋根診断の専門家として、住宅の状態を正しく見極めたうえで、太陽光発電の適性を判断しています。
太陽光は単なる設備工事ではなく、屋根や防水、将来のメンテナンスまで考慮すべきもの。
お客様の住まいを長く守る視点から、本当に適した太陽光導入を提案しています。

「最近、電気代の請求書を見るのが少し不安になってきた」
そんな声を聞くことが増えています。

実は家庭で使われるエネルギーの中でも、給湯(お湯を沸かすための電気)は全体の約3分の1を占めると言われています。
つまり、給湯の使い方を見直すだけで、電気代全体に大きな差が出る可能性があるのです。

そこで近年注目されているのが、太陽光発電とエコキュートを連携させた使い方です。
これまで当たり前だった「夜の安い電気でお湯を沸かす」という考え方は、今、見直しの時期に来ています。

エコキュートとは?仕組み・特徴・電気代が下がる理由

エコキュートとは、空気の熱を利用してお湯を沸かす「ヒートポンプ給湯器」です。
ガスで直接お湯を作るのではなく、空気中の熱を集めて少ない電力で効率よく加熱するため、従来の電気温水器と比べて消費電力を大幅に抑えられるのが特徴です。

ヒートポンプの仕組みを簡単に説明すると

エコキュートは、

  1. 空気中の熱を取り込む
  2. 圧縮して高温にする
  3. その熱でお湯を沸かす
    という流れで動いています。

この仕組みにより、1の電気で3〜4の熱エネルギーを生み出すことができ、これを「COP(成績係数)」と呼びます。
数字が高いほど効率が良く、エコキュートは非常に省エネ性の高い給湯設備と言えます。

なぜ電気代を抑えやすいのか

エコキュートが普及した理由のひとつが、
「深夜の安い電気を使って、まとめてお湯を作れる」という点でした。

タンクにお湯を貯める方式のため、

  • 必要な分をあらかじめ作っておける
  • 使用時に大きな電力を使わない

という特徴があります。
この“貯めて使う”仕組みが、太陽光との相性をさらに良くしています。

タンク容量の考え方(失敗しやすいポイント)

エコキュートには主に

  • 370L
  • 460L
    などの容量があります。

容量が小さすぎると、

  • 夕方以降にお湯が足りなくなる
  • 昼間沸かしと相性が悪くなる

一方で、大きすぎると初期費用が上がります。
家族人数・生活時間帯・昼間沸かしの有無を踏まえて選ぶことが重要です。

ガス給湯器との違い

項目エコキュートガス給湯器
エネルギー電気+空気熱ガス
ランニングコスト比較的安定燃料価格の影響を受けやすい
太陽光との相性非常に良い直接連携不可
災害時貯湯で一定量使用可停電・ガス停止で制限あり

太陽光と組み合わせると強い理由

エコキュートは
「いつ沸かすか」をコントロールできる給湯器です。

そのため、

  • 夜 → 深夜電力
  • 昼 → 太陽光の余剰電力

というように、状況に応じてエネルギー源を切り替えられます。
これが、太陽光との相性が良い最大の理由です。

このセクションのおすすめ挿入位置

  • 「なぜ今、昼間にお湯を沸かすのが正解か?」の直後
  • もしくは「連携ステップ」の前

に入れると、読者の理解度が一気に上がります。

なぜ今「昼間にお湯を沸かす」考え方が注目されているのか

これまでエコキュートは、深夜電力を使ってお湯を沸かすのが一般的でした。
しかし、近年はその前提条件が大きく変わっています。

深夜電力の値上がりと再エネ賦課金

燃料価格の高騰や制度変更により、深夜電力の単価は以前ほど安くありません。
さらに、電気を使うすべての人が負担する再エネ賦課金も年々増加しています。

売電価格の下落

一方で、太陽光発電の売電価格は年々低下しています。
その結果、
「発電した電気を売る」よりも
「自宅で使って、高い電気を買わない」方がメリットが大きいという状況が一般的になってきました。

この流れの中で、「昼間に太陽光でお湯を沸かす」という考え方が現実的な選択肢として広がっています。

太陽光×エコキュート連携で得られる3つのメリット

① 給湯コストを抑えやすくなる

太陽光で発電した電気をそのままエコキュートに使えば、電力会社から電気を買う量を減らせます。
売電単価よりも購入単価の方が高い今、自家消費を増やすこと自体が節約につながります。

② エコキュートの効率が上がりやすい

エコキュートは空気の熱を利用してお湯を作ります。
実は、冷え込む夜よりも、気温が上がる昼間の方が効率良く運転できるケースが多く、同じお湯を作るのに必要な電力量を抑えられる傾向があります。

③ 災害時の安心につながる

太陽光と連携していれば、停電時でも日中に発電できる可能性があります。
「お湯が使える」という点は、災害時の生活ストレスを大きく軽減してくれます。

手間をかけずに連携するための具体的な方法

「毎日天気を見て設定を変えるのは大変そう」
そう感じる方も多いですが、現在は自動化が進んでいます。

ソーラー連携機能

最新のエコキュートには、天気予報と連動して運転を調整する機能が搭載されている機種があります。
晴れ予報の日は昼間に沸き上げ、そうでない日は夜間を活用するなど、自動で最適化してくれます。

HEMS(ヘムス)の活用

HEMSを導入すると、発電量や消費量を見える化し、家全体で電気を効率良く使えるようになります。
太陽光・エコキュート・家電をまとめて管理できる点が特徴です。

家事のタイミングを合わせる

昼間にお湯が十分ある時間帯に、食洗機や洗濯乾燥機を使うことで、太陽光の自家消費率を高められます。
無理のない範囲で生活リズムを合わせるだけでも効果があります。

導入前に知っておきたい注意点

便利な仕組みですが、いくつか注意点もあります。

  • 天候による発電量の差
  • 家族構成に合わないと湯切れが起きやすい
  • 機種によっては設定が手動になる場合がある

特に注意したいのが、「昼間沸かし」を前提にすることで、夕方〜夜の使用量が想定以上だった場合にお湯が不足するケースです。また、天候が悪い日が続くと発電量が減り、思ったほど節約効果を感じられないこともあります。そのため、生活スタイルに合わせたタンク容量の選定と、天候に応じて自動で切り替わる運転設定の確認が非常に重要になります。

やまもとくんエナジーの考え方

やまもとくんエナジーでは、
「太陽光があるから必ず昼間沸かしが正解」
とは考えていません。

大切なのは、

  • ご家庭の電気使用状況
  • 家族構成
  • 太陽光の発電量
  • 既存設備との相性

を踏まえて、無理のない運用ができるかどうかです。

場合によっては、

  • 夜間中心の運用を続けた方が合う
  • 太陽光より先に給湯設備の見直しが必要

といったケースもあります。
「メリットが出にくい提案はしない」ことを前提に、暮らし全体で見て合理的かどうかを重視しています。

これからの自家消費スタイル

今後は、太陽光+エコキュートに加え、蓄電池やV2Hを組み合わせる家庭も増えていくと考えられます。

昼間に発電
→ お湯を作る
→ 余った電気を貯める
→ 夜に使う

この循環ができると、電気代の変動に左右されにくい暮らしに近づきます。
特に注目したいのは、電気を「いつ使うか」を自分でコントロールできる点です。これまでのように電力会社の料金体系に合わせるのではなく、発電状況や生活リズムに合わせて使い方を最適化できます。また、蓄電池やV2Hを組み合わせることで、夜間や停電時にも電気とお湯を確保しやすくなり、災害対策としての安心感も高まります。自家消費を軸にした暮らしは、節約だけでなく「備え」の意味でも価値が高まっています。

まとめ

太陽光発電とエコキュートの連携は、
電気代を抑えながら、暮らしの手間を減らすための現実的な方法です。

ただし重要なのは、
「流行っているから」ではなく
「自分の家に合っているか」を基準に考えること。

仕組みを正しく理解し、無理のない形で取り入れれば、
太陽は家計と暮らしを支えてくれる心強いパートナーになります。

エネルギーを「買う」だけの生活から、
「作って、使いこなす」暮らしへ。その第一歩として、太陽光とエコキュートの連携を考えてみてはいかがでしょうか。

家庭用太陽光発電をテーマにした過去記事で、具体例を交えて詳しく解説しています。

家庭用太陽光発電について詳しく知りたい方はこちら

https://yamamotokun-energy.co.jp/blog/solar-battery-installation-cost/

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