やまもとくんエナジー

太陽光発電のメンテナンスは必要?内容・頻度・費用まで徹底解説

太陽光発電のメンテナンスは必要?内容・頻度・費用まで徹底解説

太陽光発電のメンテナンスは必要?内容・頻度・費用まで徹底解説
監修者:野口尚稔
監修者 野口尚稔
「株式会社やまもとくんエナジー」マーケティング担当
屋根診断の専門家として、住宅の状態を正しく見極めたうえで、太陽光発電の適性を判断しています。
太陽光は単なる設備工事ではなく、屋根や防水、将来のメンテナンスまで考慮すべきもの。
お客様の住まいを長く守る視点から、本当に適した太陽光導入を提案しています。

なぜ家庭用太陽光発電にメンテナンスが必要なのか

家庭用太陽光発電は「設置したら終わり」「メンテナンスフリー」と思われがちですが、実は定期的な点検・メンテナンスが発電効率や安全性を大きく左右します。本記事では、太陽光発電のメンテナンスが必要な理由から、具体的な内容、頻度、費用、放置した場合のリスクまで、初めての方にもわかりやすく解説します。

① 発電量の低下を防ぐため(安心感を加えた修正版)

太陽光パネルは屋外に設置されるため、

  • 砂ぼこり
  • 花粉
  • 排気ガス
  • 鳥のフン

などが表面に付着します。
これらの汚れが長期間蓄積すると、太陽光を十分に取り込めず、発電量が徐々に低下することがあります。

ただし、ここで知っておいていただきたいのは、
すべての汚れがすぐに発電量へ大きな影響を与えるわけではないという点です。

太陽光パネルは屋外使用を前提に設計されており、
通常の雨が降ることで、砂ぼこりや軽い汚れは自然に洗い流されるケースも多くあります。
そのため、日常的に神経質になる必要はありません。

② 安全性を確保するため

太陽光発電は電気設備です。
ケーブルの劣化や接続不良、パワーコンディショナの不具合を放置すると、

  • 発電停止
  • 漏電
  • 火災リスク

につながる恐れもあります。

長期的な安全な資産価値を守るため

太陽光発電は20年以上使う前提の設備です。
定期的な点検を行うことで、機器寿命を延ばし、結果的にトータルコストを抑えることができます。

太陽光発電の主なメンテナンス内容

太陽光パネルの点検・清掃

  • 表面の汚れ、破損、ひび割れの確認
  • 架台の緩み・サビのチェック
  • 必要に応じた専門的な洗浄

※屋根上作業は危険なため、基本的に専門業者対応が推奨されます。

パワーコンディショナの点検

パワーコンディショナ(パワコン)は、
太陽光で発電した直流電力を家庭で使える交流に変換する重要機器です。

  • 異音・異臭がないか
  • エラー表示が出ていないか
  • 正常に稼働しているか

一般的に寿命は10~15年程度とされ、交換が必要になるケースもあります。

パワーコンディショナの交換時期や費用、
「修理と交換、どちらが良いのか」といった判断については、
別の記事で詳しく解説しています。

パワーコンディショナ交換の目安・費用・注意点はこちら

https://yamamoto-kun.co.jp/reform_knowledge/power-conditioner-replacement-guide/

配線・接続部分の確認

太陽光発電では、パネル本体よりも
配線や接続部分といった「見えない部分」ほどトラブルが起きやすい傾向があります。

ケーブルの劣化や接続部の緩み、防水処理の不具合は、
普段の生活では気づきにくく、放置されやすいポイントです。
しかし小さな不具合でも、発電効率の低下やエラー発生の原因になることがあります。

屋根上や機器内部を含めた確認は、安全面の観点からも
プロによる定期的な点検が重要です。

発電量データのチェック

太陽光発電の状態を把握するうえで、
発電量データの確認は最も分かりやすい判断材料のひとつです。

過去の発電量と比較し、
明らかに数値が落ちていないか、季節変動の範囲内かどうかを確認することで、
設備トラブルや設定不具合を早い段階で見つけることができます。

「少し下がっただけ」と見過ごしがちな変化も、
定期的にチェックすることで、大きな不具合を未然に防ぐことにつながります。

太陽光+蓄電池で増えるメンテナンスの重要性

太陽光単体に比べ、蓄電池が加わることで、

  • 機器点数が増える
  • 電気の制御が複雑になる
  • 設定ミスや劣化の影響が出やすい

という特徴があります。

特に蓄電池は、
「発電した電気をいつ・どのくらい貯めて、どのタイミングで使うか」
といった制御が関わるため、
設定や動作状況によって効果に大きな差が出やすい設備です。

そのため、設置後も
充放電の状況や数値を定期的に確認し、
想定どおりに動いているかをチェックすることが重要になります。
これにより、電気代削減や非常時の安心といった本来のメリットを、
長く安定して活かすことができます。

メンテナンスの頻度はどれくらいが適切?

一般的なメンテナンス頻度の目安

太陽光発電のメンテナンス頻度は、以下がひとつの基準になります。

  • 目視点検:年1回程度モニターでの発電量確認、エラー表示の有無、明らかな異常がないかをチェックします。
  • 専門業者による点検:4~5年に1回程度屋根上のパネル状態、架台の固定、配線・接続部、パワーコンディショナの動作などを総合的に確認します。

この頻度であれば、
コストをかけすぎず、かつ重大なトラブルを未然に防ぐことが可能です。

臨時点検を検討すべきタイミング

定期点検とは別に、次のようなケースでは臨時点検をおすすめします。

  • 台風・大雪・地震の後
  • 強風や落下物の影響が心配なとき
  • 発電量が前年同月と比べて明らかに落ちている
  • パワーコンディショナにエラー表示が出た
  • 売電金額や電気代に違和感を感じたとき

太陽光発電のトラブルは、
「完全に止まる」よりも「少しずつ性能が落ちる」ケースの方が圧倒的に多いため、
違和感に気づいた時点での確認が重要です。

メンテナンスを怠るとどうなる?

メンテナンス不足は「損していることに気づけない」のが一番の問題

太陽光発電で最も多いのは、
壊れて困るケースよりも、知らないうちに損をしているケースです。

  • 発電量の低下
  • 修理費用が高額になりやすい
  • 売電、自家消費のメリットが減る

だからこそ、
定期的な点検は「不安を煽るため」ではなく、
今の状態を正しく知るためのものと考えることが大切です。

問題がなければ「問題なし」と確認できる。
必要があれば、早めに対処できる。

そのためのメンテナンスが、
太陽光発電を長く、安心して使い続けるための土台になります。

メンテナンスは誰に頼むべき?

以下の条件を満たす業者がおすすめです。

  • 太陽光発電の施工実績が豊富
  • 点検内容を写真や数値で説明してくれる
  • 売り込み前提ではなく、状態に応じた提案をしてくれる

特に、屋根工事や外装工事の知識がある業者は、
屋根材や防水の観点からも総合的な判断が可能です。

太陽光メンテナンスで大切なのは「屋根を理解しているか」

太陽光発電のメンテナンスで見落とされがちなのが、
「発電設備だけでなく、屋根そのものの状態も同時に確認できているか」という点です。

やまもとくんエナジーでは、
外壁塗装・屋根工事で培った知識を活かし、

  • 屋根材の劣化状況
  • 防水シート・板金まわりの状態
  • 太陽光架台まわりの雨仕舞

まで含めた総合点検を重視しています。

太陽光発電は「電気設備」ですが、
その土台はあくまで屋根という建築物です。

発電量だけを見て「問題なし」と判断するのではなく、
将来的な雨漏りリスクや屋根寿命まで見据えた点検こそが、
長く安心して太陽光を使うための本質的なメンテナンスだと考えています。

まとめ「売ったら終わり」の太陽光業界を変えていくために

家庭用太陽光発電の世界では、
残念ながら今もなお「設置したら終わり」「売ったら終わり」という考え方が根強く残っています。

設置時は丁寧に説明されたのに、

  • 設置後は連絡がつかない
  • 発電量が落ちても相談先がない
  • 不具合なのか判断できず放置してしまう

こうした声を、私たちは少なからず耳にしてきました。

太陽光発電は、設置して終わりの商品ではありません。20年、30年と使い続ける「住まいの設備」であり、
本来は設置後の管理・点検・フォローまで含めて完成するサービスです。

だからこそ私たちは、
「売ること」よりも
「設置後にきちんと向き合い続けること」を大切にしています。

発電量の変化、屋根の状態、設備の寿命、
それらを一緒に確認しながら、
必要なことだけを、必要なタイミングで提案する。

メリットがなければ無理に勧めない。
不安があれば、まず点検から始める。

こうした積み重ねこそが、
「売ったら終わり」と言われてきた業界を、
「任せ続けられる業界」へ変えていく一歩だと考えています。

太陽光発電を導入したあとも、
長く安心して使い続けられる環境をつくること。
それが、これからの太陽光業界に本当に求められている役割です。

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