やまもとくんエナジー

施工事例

2026.01.18

やまもとくんエナジーが解説:太陽光は屋根から整えるのが正解

やまもとくんエナジーが解説:太陽光は屋根から整えるのが正解

やまもとくんエナジーが解説:太陽光は屋根から整えるのが正解
監修者:野口尚稔
監修者 野口尚稔
「株式会社やまもとくんエナジー」マーケティング担当
屋根診断の専門家として、住宅の状態を正しく見極めたうえで、太陽光発電の適性を判断しています。
太陽光は単なる設備工事ではなく、屋根や防水、将来のメンテナンスまで考慮すべきもの。
お客様の住まいを長く守る視点から、本当に適した太陽光導入を提案しています。

太陽光の前に屋根材をチェックすべき理由

太陽光パネルは、設置すれば終わりではありません。長年にわたり風雨・積雪・熱伸縮にさらされ、固定部(架台・ビス周り)には継続的に負荷がかかります。屋根が劣化していると、ここが弱点になりやすい。

さらに厄介なのが「後から屋根を直す」ケース。屋根リフォームで足場が必要になり、パネルの脱着が発生すると、工期もコストも増えがちです。
つまり、太陽光は “屋根の寿命とセットで考える設備”。屋根の状態を先に整えておくほど、長期で安心が続きます。

設置前に見ておきたい屋根の劣化サイン

まずは専門知識がなくても分かる範囲でOKなので、以下を確認してください。

  • 屋根材の反り・割れ・欠け(スレート、瓦など)
  • 色あせ、コケ・藻の繁殖(防水性能低下のサイン)
  • 棟板金の浮き、釘抜け(強風時のリスクが上がる)
  • 雨どいに屋根材の粉や欠片(劣化が進んでいる可能性)
  • 室内側で 天井のシミ、クロスの浮き(雨漏りの疑い)

ここで大事なのは「屋根材だけ」ではなく、下地(野地板)や防水層(ルーフィング)の状態です。見た目がきれいでも、下地が傷んでいることは珍しくありません。だからこそ、太陽光の検討と同時に屋根診断を入れるのが堅いです。

太陽光の前におすすめ:ドローン点検で屋根の状態を“見える化”

太陽光を検討するとき、屋根の状態確認は避けて通れません。ただ、屋根に上っての点検は転落リスクもあり、状況によっては屋根材を傷める可能性もあります。そこでおすすめなのが ドローンによる屋根点検です。

ドローン点検のメリット

  • 屋根に上らずに確認できるため、安全性が高い
  • 上から全体を見られるので、割れ・欠け・反り・棟板金の浮きなどを広くチェックできる
  • 写真で残せるので、業者側の説明が分かりやすく、工事の要・不要判断がしやすい
  • 太陽光設置の前に「屋根が持つか」を判断し、カバー工法/葺き替えの検討がスムーズになる

屋根が弱いまま太陽光を載せると起きがちなトラブル

屋根の状態を飛ばして設置すると、後から困る典型パターンがあります。

雨漏りリスク固定金具まわりの施工は適切な止水が前提です。屋根材や防水層が弱っていると、わずかな隙間が雨漏りにつながりやすくなります。

固定不良・耐風不安屋根下地が傷んでいると、ビスの効きが弱くなり、強風時の不安が増えます。特に棟板金が浮いている屋根は要注意です。

保証・責任範囲が複雑になる屋根と太陽光を別々の業者で工事すると、万一トラブルが起きた時に「屋根が原因か、太陽光工事が原因か」で切り分けが難しくなりがちです。ワンストップで診断〜施工の整合が取れているほど、後々のストレスが減ります。

塗装が意味ない屋根

太陽光の前に「塗装で延命できる屋根」かを見極める

屋根は全部が「塗ればOK」ではありません。特にスレート系(コロニアル・カラーベスト等)で、劣化が進んでいる屋根は、塗装しても根本解決にならないケースが多いです。

以下に当てはまる場合、太陽光を載せる前提なら 塗装ではなく「カバー工法」か「葺き替え」 が現実的です。

  • スレートが割れている/欠けている/反っている塗装は“表面を守る”工事なので、割れや反りは直りません。載せた後の割れ進行・漏水リスクが残ります。
  • 屋根材がブカブカする、踏むと沈む感じがある下地(野地板)や防水層が傷んでいる疑い。塗装しても中身が弱いままです。
  • コケ・藻がびっしり、塗膜が粉状に落ちる(チョーキング)表面劣化が進んでいて防水が切れている可能性。太陽光の固定部が弱点になりやすい。
  • 棟板金が浮いている/釘抜けしている/強風でバタつく雨水の入口ができやすく、太陽光工事と相性が悪い(先に直すべきポイント)。
  • 過去に雨漏り歴がある、天井にシミがある塗装で止まる話ではないことが多く、まずは防水層・下地の更新が優先。

太陽光前の結論:こういう屋根は「カバー or 葺き替え」一択になりやすい

太陽光は20年以上使う前提。屋根側に不安が残るなら、塗装で数年延命するより、屋根を更新してから太陽光の方が結果的にトラブルと二度手間を減らせます。

カバー工法が向くケース(太陽光と相性が良い)

  • 雨漏りはない
  • 下地がしっかりしている
  • 劣化は“屋根材の表面中心”
    → 既存屋根の上に軽い金属屋根などを重ねて、屋根寿命を引き上げた上で太陽光へ。

葺き替えが向くケース(安心最優先)

  • 雨漏り、下地の傷みが疑われる
  • スレートの劣化が重い(割れ・反り・沈み)
    → 一度撤去して中身からやり直すので、太陽光を長期運用するなら安心度が高い。

穴を開けない「キャッチ工法(キャッチ施工)」とは?太陽光を載せる新しい選択肢

太陽光の設置で不安に挙がりやすいのが「屋根に穴を開けて大丈夫?」という点です。そこで選択肢になるのが、屋根材の種類によって採用できる 穴あけを最小限に抑える/穴を開けない とされる「キャッチ工法(キャッチ施工)」です。

キャッチ工法の仕組み

一般的な太陽光設置は、屋根面に金具を固定するために“貫通部”が発生しやすい構造です。一方キャッチ工法は、屋根材の形状を利用して挟み込み(つかみ)で固定する考え方で、屋根材によっては屋根面を貫通させない方式が可能になります。

メリット:不安が出やすいポイントを減らしやすい

  • 雨漏りリスクの原因になりやすい貫通部を減らせる可能性がある
  • 工法として筋が通っていれば、屋根の防水層に触れにくい
  • 「穴を開けること自体に抵抗がある」方にとって、心理的ハードルが下がる

やまもとくんエナジーの観点:太陽光を屋根ごと最適化する進め方

やまもとくんエナジー視点で大切にしているのは、太陽光を「載せること」ではなく、屋根の将来まで含めて安心した施工をすることです。

  • 無料点検(ドローン等)で屋根材・棟・劣化サインを可視化し、写真ベースで判断材料を揃える
  • 屋根の状態に合わせて、カバー工法/葺き替え/補修のどれが最適かを整理して提案
  • 太陽光は、屋根工事と工程を合わせて 足場・工期・固定計画を最適化(二度手間を減らす)
  • 施工後も、点検・メンテの導線が残る形で運用をサポート

太陽光は家計の味方になり得る一方、屋根を無視するとリスクも増えます。
「うちの屋根、載せて大丈夫かな?」「カバーと葺き替え、どっちが得?」という段階でも大丈夫です。写真や点検結果をもとに、屋根と太陽光をセットで無理のないプランに落とし込むのが、いちばん堅実です。

まとめ 太陽光は「屋根が土台」。設置前チェックで失敗を防ぐ

太陽光発電は、屋根の上に20〜30年使う設備を載せる工事です。だからこそ、設置前に屋根材・下地・劣化状況を確認し、必要に応じてカバー工法葺き替えで屋根の寿命を整えておくことが、後悔しない最短ルートになります。

特にスレート(コロニアル・カラーベスト等)で、割れ・反り・沈み・棟板金の浮きなどが見られる場合、塗装では根本改善になりにくく、太陽光を載せる前提ならカバー工法/葺き替えが現実的な選択になりやすい点は押さえておきましょう。
「先に屋根を整える」ことで、雨漏りリスクや固定不良を減らせるだけでなく、将来のパネル脱着・足場の二度手間も避けやすく、結果的に総コストが膨らみにくくなります。

やまもとくんエナジーでは、太陽光ありきの提案ではなく、屋根の状態から逆算して載せても安心な設計を重視しています。
「うちの屋根はカバー?葺き替え?そもそも太陽光を載せて大丈夫?」という段階でも大丈夫なので、まずは点検で現状を把握して、最適な進め方を一緒に決めていきましょう。

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